6年社会科見学(東京高等裁判所・国会議事堂)

天気に恵まれ、予想された交通渋滞もなく、都内に早めに到着したので、バスで国会議事堂周辺・皇居周辺を一周してもらいました。
子供たちは、普段見ることができない目線での車窓からの景色を食い入るように見ており、思いがけずの都内観光を楽しみました。
それでも時間が余ったので、東京高等裁判所から桜田門まで散歩をして皇居前広場でトイレ休憩を取りました。「寒い寒い」と言いながらも、右手に重要文化財法務省旧本館の圧巻の建物を目にしたら、「近くで見られてよかったぁ」と話していました。桜田門を入るときには、「ここに入っていいのか」と聞くくらい、なぜか緊張の様子でした。桜田門をくぐった後には、「桜田門外の変」について詳しく担任から聞き、しっとりとした学習の時間となりました。普段は滅多に行かない皇居へ行き、解説を思い出しながら、各自がお堀を見たり、やぐらを見たり、石垣を見たりして、歴史的な時代の流れを実感している様子でした。

法務省旧本館
 
桜田門

東京高等裁判所では、裁判官、被告人、弁護人、証人、検察官を代表で役割分担し、模擬裁判を行いました。最後には、傍聴者も参加して一人一人が裁判の内容から有罪か無罪かを考える場面がありました。理由をしっかり考えて判断したことを発表しました。(法廷の写真は裁判所の要請により、インターネット上に載せることができません)

参議院特別プログラムでは、12名が大臣政務官、委員長、委員などの役割を分担し、他の皆は議員となって、自動車リサイクル法について審議しました。本会議では、議員の全員が記名投票を行い、法案が提出されて可決されるまでの流れを体験的に学習しました。


 
体験後は、国会議事堂の参議院本会議場、御休所、御休所広間、皇族室などを見学しました。最後まで立派な姿で見学することができました。


最後の社会科見学は、学び多きものとなりました。
体験学習で学んだことを今後の学習に生かしてほしいと思います。
 

 

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