4年生 羽村社会科見学

 11月15日、4年生が羽村取水堰と羽村郷土博物館へ社会科見学に行きました。
 授業で事前に、江戸の水不足への対策として玉川兄弟が作った玉川上水について学んできました。社会科見学では、学習してきたことを実際に見たり聞いたりして確かめ、さらに詳しく学ぶことができました。

 取水堰では、多摩川の水をせき止めている投渡堰やそこから玉川上水に流れるようにした水門を見学しました。また、玉川兄弟の像や、川の流れを弱める牛枠も見ることができました。見たことを一生懸命ノートに書き留めながら、当時の様子に思いを馳せていました。

 取水堰の見学中、30年玉川上水のことを調べているという羽村市の中学校教員の方に偶然出会い、ご厚意でお話を聞かせていただきました。堰を作る必要性や、投渡堰の仕組みなどについて、詳しく学ぶことができました。ありがとうございました。
 羽村郷土博物館では、学芸員の方が、地図や模型、水門や井戸などの展示を使って、丁寧に教えてくださいました。江戸時代に玉川上水が作られると、飲料用水や生活用水だけではなく消火用水や堀用水としても活用されていたことなど、新しい発見もありました。また、取水堰で見たことを確かめることができました。さらに、玉川上水の分水についての展示から、国分寺にも分水が引かれて村が発展したことがよく分かり、自分たちが住んでいる地域とのつながりにも気付くことができました。来週は、九小の近くの分水の跡を見に行く予定です。  
 
 
  社会科見学で学びを深めたり広げたりしたこと生かして、これから新聞にまとめていきます。見学を終えた子供たちは、 「今日学んだことを家の人にも教えたい。」「新聞に書きたいことがたくさんある。」と嬉しそうに話していました。

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