咲き並ぶひまわり


ひまわりは、太陽の方を向くと言われます。
正確には、太陽の方向に傾けている、
と言うべきでしょう。
それも、花を咲かせるの時期に太陽の方に傾けて
より多くの光を葉に当てます。
ひまわりは、太陽の光で光合成をして育つという
合理的な理由で太陽を追いかけています。


そして、ひまわりの花は
東を向くことによって朝の光を浴びて
早朝から花の温度を上昇させます。
ひまわりに集まる昆虫は、夜間に下がった体温を
上げるために朝から暖かい花を好むのだそうです。
(とはいえ、近年の東京は夜間でも
昆虫の体温は下がっているかどうか疑問ですが)
というわけで、九小のひまわりの花も
太陽を追ってぐるぐる首を回しているわけではなく
咲いた後は比較的、東の方角を向いています。