5年生 「流れる水のはたらきと土地の変化」
理科のこの単元では、流れる水には土地を
侵食したり、石や土などを運搬したり、
堆積させたりする働きがあることや、
雨の降り方によって、流れる水の速さや
量が変わったり、増水によって土地の様子が大きく
変化したりする場合があることを学習します。
この日は、校地内の赤土山(通称)で
5年生が水の流れるルートを作って
ペットボトルの水を流す実験を行いました。
動画や画像で、最初に作ったルートと
そこを水がどう流れていくのかを記録します。
そして、いよいよ水を流すと、
水はルート通りに流れるところも
逸れていくところもありました。
逸れたら、どういうところで逸れたのかを記録し、
後の考察に役立てることができます。
しかし、逸れないルートを構築する土木工事を
新たに始める様子も見られました。
そもそも、逸れることは失敗ではないのですが、
5年生の真面目さが意外な方向へと発揮されていくのも
実験をしたからこその展開です。
別な学級が作ったルートが赤土山には
まだ残っていました。
大雨が降ると消えてしまうかもしれませんが、
5年生のタブレットには
学びの足跡がしっかり残っているはずです。