3年生 「アートカードでしんけ『絵』すいじゃくをしよう」
「どのレモンが本物だと思う?」
という問いかけから図画工作の授業が始まりました。
「近くに来て見てもいいけど触らない」と
先生が言うと、匂いを嗅ごうとする児童がいました。
考えましたね…。
そもそも本物がいくつあるのかも
わかりませんでしたが、本物だと思う番号のところで
手を挙げる3年生です。
「偽物と本物を見分けるために何をした?」
「よく見た!」
「今日は『見る』ということを拡げてみたり
考えたりしてみよう」
というわけで「アートカードで
しんけ『絵』すいじゃく」です。
2枚の絵画や写真を選び、共通点を見つけます。
わかりやすい色・形以外の共通点も探していきます。
アートカードを机上に並べて、
見つけた共通点を伝え合います。
「振り返ったポーズが同じ」
「並び方が似ている」
「どっちも背景にいろいろなものが描かれている」
「どっちも昭和っぽい」「アートっぽい」
3年生にとっての「昭和」や「アート」の定義が
よくわかりませんが、抽象的表現に
挑戦しているようで面白い!
見てわかるものだけでなく、想像を拡げて
1歩進んだ「見る」に挑戦していました。
わかりやすく見えているものだけでなく、
その先まで見取ろうとする姿勢があるからこそ
友達の意見にも興味を持って
聞くことができたようです。